当社ではゴム加工品各種の取り扱いがあります。

ここでは、加工実績のあるゴムの材質と加工方法・製品例について紹介します。

加工実績のあるゴムの材質について

NR (天然ゴム)


天然ゴムは、弾性や引張強度、耐摩耗性に優れています。自動車のタイヤ、シール、ガスケットなど、幅広い用途で使用されます。

NBR (ニトリルゴム)


NBRは、耐油性に優れており、ガソリンやオイルに接触する部品、ホース、Oリングなどでよく使用されます。

CR (クロロプレンゴム)


CRは、耐油性、耐候性、耐炎性に優れており、ホース、ベルト、シール材、ガスケットなどに使用されます。

Si (シリコンゴム)


シリコンゴムは、耐熱性、耐寒性、電気絶縁性に優れ、医療機器、電子部品、自動車部品などに広く使用されます。

EPDM (エチレンプロピレンゴム)


EPDMは、耐候性、耐オゾン性、耐薬品性に優れており、ホース、シール、ガスケットのほか、建築材では防水シートなどにも使用されます。

FKM (フッ素ゴム)


FKMは、耐熱性、耐油性、耐薬品性に優れており、航空宇宙産業や自動車のエンジン部品、オイルシールに使用されます。

IIR (ブチルゴム)


IIRは、ガス透過性が低く、耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れており、タイヤのインナーチューブ、電気絶縁材料、防振ゴムなどに使用されます。

BR (ブタジエンゴム)


BRは、優れた耐摩耗性と低温柔軟性を持ち、タイヤや靴底、ベルト、ホースに使用されることが多いゴムです。

SBR (スチレンブタジエンゴム)


SBRは、耐摩耗性と耐熱性に優れており、タイヤやベルト、ホースなどに使用されます。

ゴムの加工方法と製品事例について


打ち抜き加工


打ち抜き加工は、金型をゴムシートを打ち抜く方法です。ガスケット、シール材の量産によく使われる加工方法です。

CRゴムシートのガスケット
ドア用防塵シート

ハーフカット加工


ハーフカット加工は、両面テープ貼り合せや粘着塗工をしたゴムシートと粘着面のみを裁断し、台紙(セパレーター)は残す加工方法です。
粘着付きのゴム部品はハーフカット加工でシート付数を決めることで数量管理が格段に楽になります。

C-4305(イノアック EPDMゴムスポンジ)+No.512(日東電工 両面テープ)

切削加工


切削加工は、精密機械を使用してゴム素材を削り出す方法です。
試作や少量生産、高精度が要求される部品の製造に適しています。

ゴム製ピストンリング・ロッドパッキンほか

成形加工


成形加工は、ゴムを加熱して金型に流し込み、冷却して成形する方法です。
ある程度まとまった数量が必要な部品は
金型費はかかりますが、トータルコストとして安価となります。

ゴム脚
特殊規格のOリングの取り扱いもございます!

接着加工(加硫接着)


接着加工(加硫接着)は、未加硫ゴムと異素材(金属・樹脂など)をゴムの加硫を行いながら金型内で接着させる方法です。

NBRゴム+SPCC板

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当社では様々なゴム加工品の加工実績がございます。
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