問題点

セメントメーカー様より、屋外の工業用油が飛散する環境で使用されるシューターについてご相談をいただきました。

従来使用されていたシューターにはゴム製であり、工業用油によって早期に劣化が進行し、約1週間ごとに交換が必要な状態となっていました。

頻繁な交換作業はメンテナンス工数の増加につながるだけでなく、設備停止による生産性低下やランニングコスト増加の要因にもなります。

そのため、油による劣化を抑えてシューターの寿命を延ばせる材質への変更を希望されていました。

有恒商会からの提案

耐油性・耐薬品性に優れたPTFE(フッ素樹脂)への材質変更をご提案しました。

PTFEはフッ素樹脂の中でも特に化学的安定性が高く、工業用油はもちろん、様々な薬品に対して非常に強い耐性を発揮します。また、対候性も非常に高いため、今回事例のような屋外かつ油の飛散する過酷な使用環境においても高い耐久性を発揮します。

また、今回は、材料の選定だけでなく、シューター形状への最終加工までを弊社で一貫対応させていただきました。

結果

PTFE製シューターへ変更した結果、劣化を大幅に抑制することができ、従来は約1週間で交換が必要だったシューターが、交換後は1年以上継続使用できるようになり、寿命は52倍以上に向上しました。

これにより、交換作業の負担軽減、設備停止時間の削減、メンテナンスコストの低減を実現することができました。

また、材料選定だけでなく、シューター形状への加工まで一貫対応したため、トータルコストを抑えてご対応することが出来ました。

当社では、様々な工業用部品について、使用環境に適した材料選定から最終製品への加工までワンストップで提供しています。部品の劣化や長寿命化に課題をお持ちの際は、お気軽にご相談ください。